昨日はやっとの思いで下山したので、とても我家まで2時間半の高速運転をする自信がありません。一泊して帰る事としました。本来なら麓の国民宿舎に泊まりたかったのですが、コロナ不況で閉館となってしまいました。仕方無いので鳥取まで何とか頑張って帰って一泊二食付きで1万円以下で泊まれる温泉宿を探して、吉岡温泉のレーク大樹に泊まる事としました。
部屋はツインルームで眼下に湖山池が広がります。トイレと洗面台はありますが、風呂は大浴場だけです。
ベランダに出てみるとこんな景色です。下はグランドゴルフ場でしょうか。大浴場は他から入りに来る人がいるらしく、夕方はかなり混んでいました。
一泊二食付きで 9.500 円の夕食がこれです。その上は 12,000 円ですが、御飯が釜飯でデザートがメロンとなるだけです。
夕食に比べ朝食は料金による差は無く、ご飯をお替りするほど美味しかったです。
庭に置かれた金の銅像。何かと聞くとこの地に湖山池長者の伝説があり、それを伝えるため設置したそうです。
このまま、真っ直ぐ帰っても良かったのですが、青谷で高速を降り、青谷上寺地遺跡展示館に立ち寄ってみました。開館は9時となっていましたが、その前でも入れてくれました。ちなみに入館料はありません。
展示のほとんどが重要文化財です。
中でも目に惹くのが木工品です。土器などは他の遺跡でもよく目にしますが、木工品がほぼ、完璧な姿で残っていたのは埋っていた所が粘土層だったが故に空気に触れられず酸化から免れたお蔭なのでしょう。
もう一つ目に惹くのは人の骨ですね。その中に脳みそが残っていたものがあり、それは世界でも数例しか無いという。その脳みそをDNA鑑定して弥生人の顔を昨年発表され、そのそっくりさんを全国募集して一月前にナンバーワンがが決まりましたが、早速その人の胸像が飾られてました。名は青谷上寺朗と言うそうです。
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