今年の9月は天候不順が続き、たまに晴れは30℃越えの真夏日で一座も登らずに終るかと思ったら、末日は絶好の秋晴の予報。急遽山登りに出かけました。選んだのは船通山。今回で8度目の登頂となります。コースはまだ、一度しか登ってない亀石コース。登山記録はYAMAPの下記のページの活動記録を参照にして貰って、ここでは秋の野花と山頂からの展望をお楽しみください。
https://yamap.com/activities/19887474
とざんぐちを過ぎて直ぐ沢沿いに白く輝く花が見えて来ました。最初はシシウドではないかと思いまいましたが、帰路、検索した結果、同じせり科のしらねせんきゅう(白根川弓)の様です。
登山道を登って行くと見慣れた秋の野花が姿を見せ始めました。名前を直ぐに思い出せるか復習している感じです。青色の恐竜の様な、シソ科のあきちょうじ(秋丁子、秋丁字)
黄色のゴールドバスターズに出てきそうな シソ科のきばなあきぎり(黄花秋桐)
白いので何かと思ったら、タデ科のみぞそば(溝蕎麦)
そうこうするうちに、登りが終わり、ほぼ、等高線上に進む横道に出ます。鉋流しの遺構だそうですが、一息付けます。その途中こんな滝に出合えます。鳥上滝コースの滝よりこちらの方が見応えがあります。
船通山山頂は春の片栗の花が有名ですが、ナデシコ科のかわらなでしこ(河原撫子) を見かけるだけ。
秋の山頂は何と言っても展望の素晴らしさです。北東方向には大山から蒜山三座までの峰々。
東には船通山と同じく片栗で有名な毛無山を始め奥日野の山々。
南には三百名山の道後山を始め伯耆備後の国境の山々。
南西には三百名山の吾妻山を始め出雲備後の国境の山々。
そして、真西には大山と並ぶ国引き神話の三瓶山が鎮座しています。
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